変わり往く想い

060227

“HOTEL COSTES 8/Stephane Pompougnac”


おぉぉー!思い切ってアプローチを変えて来ましたね!ステファン・ポンポニャック御大!
さすがです。
コテコテの“セレブ路線”から、少こぉ〜しCLUB系に重きを移した感じです。

しかし!それでも未だこの“ホテルコスト”シリーズを超えるセレブリティなアルバムは無いと、私は断言しますね!



先日、クライントの休憩室で電話をしていたら、かなりの勢いで背中をどつかれた!
相手は十数年来の友人で、数ヶ月振りの再会でした。
私は電話中だったので特に会話を交わすことはありませんでしが、彼女は満面の笑みで『お久し振りぃ!』とだけ言って去って行きました。


彼女とは思う処あって付き合いを控えていて、そうこうしている内に私も別の付き合いが出来たりして…。


まぁそんなふうな中で、“人の縁”というものは希薄になって行くものなのかも知れません。


彼女の前で泣いた事もあれば、そのまた逆も何度もありました。
でも最初から今現在に至るまで、私と彼女は100%友人で在り続けています。


しかし、そんな永遠に思えた私達の関係も変わる時が来る…。


彼女は結婚し子供生まれ、明らかに環境が変わった。
そして私は昔ほど親切な人間では無くなり、同時に彼女への世話焼きの役目も自他共の理由から薄くなっていく…。


何よりも大切で重要なものは“友人”だと思う。
それは今も昔も変わらぬ私の思いです。


でも、変わらぬと思っている想いというものも、実は微妙に移り往くものなのでしょう。
好むと好まざるとに、そして良い悪いに関わらず…。


歳を取るということは、そういう事なのでしょうかねぇ。