終わってみればいい一日でした

060605

【あさ】


満開のツツジの蜜を取りに来ている虫がいました。
もう必死な様子で、私が10cmくらいの近さでカメラ向けても、全然気にしていない様子。
あの“集中力”は、良くも悪くも見習うべきだと思いましたね。


昨日、マリーナの桟橋で思いっきり!転んで打った親指が内出血していて痛い!
今はその見た目から想像されるほどの痛みではないのですが、昨日の夜は『もしかして折れているか!?』って感じでした。


出港の時に風が強くボートが流される事に焦った結果なのですが、いつもそういう場面で『落ち着けよぉー!』ってクルーに言っている自分だけに、ヒジョォーに情けないワケです。


でも、転ぶなんていつ以来だろう…。
その瞬間を見ていたのが、一緒に居た漁労長:Y田さんだけで良かったです。
あんなの見られたら恥ずかしくてねぇ〜。
オマケに転んでボートの角で顔打って、口の中切ったし…。


いずれにせよ、大した事なくて良かったです!
気をつけねば…。


【よる】

クライアントのとある部署の課長と、彼の部下の犯したルール違反の事で話しをしたのですが、その場で課長は熱くなってしまい、非常に険悪な雰囲気のまま物別れに近い状況となった。
筋論的には完全に私の主張に理が在るのだけれど、冷静では無い状況でそれは相手の気持ちを害する以外ののナニモノでもありませんでした。


私は基本的にその課長の人と柄がとても好きなので、それが故にそういう状況となった事を、とても不本意で寂しく感じていました。


そんな暗い気分のまま家に帰り着いた瞬間携帯が鳴って…。
その相手はその課長で、開口一番『さっきは大人気の気の無い対応をしてしまって本当に申し訳ない…。キミの言う通りで本当にマズイ事をしてしまったと反省している。でもお願いがあるのだけれど、彼(ルール違反を犯した本人)を個人的に攻撃することだけは勘弁してもらえないだろうか…』というものでした。


正直私は同じ件で数年前にヤリ合っている彼を、今回は徹底的かつ絶対的に許さないと決めていたのですが、課長の部下を守ろうという姿勢に、スッカリ毒気が抜けてしまいました。


その課長の行動を見て、自分も同じ様な場面で部下が絶対的に不利な状況で(実は気に入らない奴で)あっても、それでも自分の部下で在る以上、100%負けると解っていても身を呈して部下を守らなければいけないのだと、そういう大切な事を改めて教えられた気がしました。




結果、いい一日だったと、もうスグ明日になる今この瞬間そう思える事に感謝です。