私にとっての“海の世界”というもの

060723

“セロリと中華ソーセージのパスタ”


見た目もイマイチだけれど味はマジで最悪で、ひと口食べて捨ててしまいました。
サッパリの塩味のパスタを想像していたのですが、本来私の好きなセロリの青臭さが、悪い方に増長されてしまいました。
これ、セロリ嫌いな人が食べたら、多分気絶すると思うな…。


今日は珍しく二日酔いになってしまいました。
本当はマリーナに行きボートの無線の設置をする積りが、一緒に行く予定であったオヤジの都合でキャンセルになってしまったので、一日中部屋でダラダラしていました。



部屋で寝転がりながら、数億円もするボートの記事が載っているプレミアムな雑誌パーフェクトボートを読んでいて思ったこと…。


岸から釣りをしていてもなかなか魚は釣れず、っで!だったら魚が居る所まで行けばいいという発想の元に先代のBARCHETTA(SRV20)を購入した時には、まさか今の様により大きなサイズのボートが欲しいとか、ましてや自分がカジキ釣りをやる事になるなど、コレッポッチも思ってはいませんでした。
大体!カジキ釣りなんて金持の見栄の道楽でしかないって、正直そう思っていましたしねぇ。
それが今や、頭の中はカジキの事でいっぱいで、ボートもそれに見合い黒潮の近くまで行けてしまう様なモノが欲しいというわたしです。


私のボートの名前の由来でも在る“BARCHETTA(バルケッタ)”は、フィアットの小さなオープンカーで、数年前は写真の黄色いのに乗っていたし、その前にもBMWにも乗っていた事が在る、実は結構クルマ好きな私なのですが、今は自分の興味と購買欲の対象はボートへとシフトしてしまっています。


クルマ(スポーツカー)とボートの一番の違い。
それは基本的に自分単独での楽しみを目的とする前者と、それに拘わる仲間(クルー)が等しく楽しむ事が出来るボートだと思うのです。
でも逆にいくら良いボートをもっていても、クルーが揃わなかったりイマイチでは話になりません。


でもナゼか海の世界って、ごく普通にしているだけなのに、仲間の輪が広がってゆくんですよね。
それと、海の世界にハマッテいる人って、やはり少し普通では無い感性とかを持っている人が多くて、海を離れても付き合って行きたいと思う様な素適なひとが多い事も事実です。
だからこそ私はそこに居る訳で、そうでなかったらこんなにムキになってはいないと思うのです。


私にとっての海の世界…。
それは単なるボートという大人のオモチャを通した趣味の領域を超えて、普段の私が私らしく在り続ける事が出来る為に、絶対に欠かす事の出来ない大切な宝物が詰まった玉手箱の様な存在なのです。