JR東日本の危機管理能力に感心する!(イヤミではありません)

首都圏の鉄道各社の自動改札の電源が入らなかったってニュースが、朝から仕切りと流れています。
今や、私が住む山梨の田舎でも、大きな駅は自動改札になっています。


不具合の原因は通信プログラムのバグの様ですね
まぁそういう事はありますよ。
別に人が死んだりケガをした訳ではないので、余り目くじらを立てないでいてあげて欲しいものです。


この件でチョット感心したのは鉄道各社の対応で、そん中でもムリに料金を徴収しようとはせずに、
スッパリと改札を開放してフリーで通過させる様にしたという事です。
これって、危機管理のシミュレーションがキッチリと出来ている証拠で、それを判断する権限が明確で、その決定事項を横展開するルートが明確になっているという事でしょう。


“最悪の状況で最良の判断をする”
これは私の座右の銘です。


原発も同じですが、どんなに頑張って考えて準備しても、想定外の状況(不具合)というものは起きるものです。
だからこそ大切な事は、そうとなった場合の判断と対応です。


今回の鉄道各社の対応って、賞賛に値する事だと思っているのが、私だけでないと良いのですが…。


しかし!朝のラジオではダメな事も…。
散々ニュースで『改札が止まっています!』って叫んでいるのに、鉄道運行状況をアナウンスするJR東日本のアニメ声のオネエチャンは『首都圏のダイヤは順調です』だってさ!
オネチャンを攻撃してもしょうがないけれど、普通の人間としての常識的な判断があれば、上司やシナリオに無くてもオネエチャンの個人的判断で『ご迷惑をお掛けし申し訳ありません』って言うと思うんだよなぁ。


彼女の言葉を今日のトラブルで迷惑を受けた人が聞いたら、絶対に怒り捲くると思うのですけれどね。


本質的な部分が良かっただけに、残念だなぁ〜。