静岡の代官山“鷹匠”に吹く南イタリアの風 −南イタリア料理 ポルタポルタ−
【5カ月ぶりの静岡】
今年になって初めて静岡に行って来ました。
年明け以降仕事もドタバタでかつ身内の不幸などもあり、なかなか時間が取れずにいましたが、それにしてもこんなに長い間静岡に行かなかったということは、少なくとも過去10年くらいは無かったことです。
久しぶりに静岡市に行くのですから、大好きな街“鷹匠”でランチをしない手はありません。
鷹匠でランチということで、ダメもとで主に鷹匠のランチを題材としているブロガーkoyahiさんをお誘いしたところ、『ちょうど今日は新しくできたイタリアンのお店に一人でいこうと思っていたんだよ。一緒に行きましょう！』ということになりました。
【激戦区！鷹匠の登場した OSTERIA Porta Porta（オステリア ポルタポルタ）】
そういうことで向かったお店は“OSTERIA Porta Porta（オステリア ポルタポルタ）”。
うまく説明できませんが、NAS'Hの通りを西に進んだところにあるパン屋さんの角を曲がったところにあります。
前は和食屋さんだった場所だそうです。
《OSTERIA Porta Porta（オステリア ポルタポルタ）は、路地にある白基調のかわいい雰囲気のお店です。》
《内装もシンプルかつ爽やかでいい雰囲気です。》
外観と内装の雰囲気は南イタリア料理という題材にマッチするもので、若い女性などにはウケる感じだと思います。
逆にいうと40代のオヤジ2人での訪問はチョット厳しい雰囲気です。
しかし、スゴイですね！鷹匠という街は。
今まででも十分にレベルの高いお店が沢山あるのに、このポルタポルタの様に新しい店も出店するのですから。
まだ顔を出していませんが、同じ鷹匠からではありますがこの近くには“Takajo Kitchen ARIYOSHI(有吉)”も移転してオープンしたばかりです。
私の大好きなお店“イル・パラディーノ”を初め、本当に魅力的なお店ばかりです。
【OSTERIA Porta Porta（オステリア ポルタポルタ）のランチメニューは鷹匠の定番スタイル】
ポルタポルタのランチは前菜＋パスタ＋フォカッチャにドリンクが付く￥1,200のものと、前菜orパスタ＋メイン＋フォカッチャにドリンクが付く￥1,800の2種類に加え、シェフのおすすめ￥2,900というのがあります。
これって、鷹匠のみならずイマドキのランチスタイルの定番ですね。
今回は3人での訪問で、全員がパスタランチを注文しました。
《まずは前菜の盛り合わせ。パスタを具とするオムレツは初体験。筍はトマトソースが絡めてあります。タコのマリネが美味しい！。ココットの縁についているトマトソースは愛嬌ということで…。》
《“ツナ・ケッパー・オリーブのトマトスパゲッティ(大盛り+￥200)”は私の注文。味はマズマズといった感じです。具が少なく見えますが、実はパスタの下に埋まっています。》
《“スモークサーモンとグリーンピースのクリームスパゲッティ”。個人的にはスモークサーモンには火を入れない方が好みですが…。普通盛だと少なめのボリュームになります。》
《本日のパスタは“山菜のパスタ(大盛り+￥200)”でした。醤油ベースで味はおもしろい感じです。具には山菜の水煮を使用している感じですね。》
【OSTERIA Porta Porta（オステリア ポルタポルタ）の総評】
お客さんはたくさん来ていて席はほぼ満席でした。
しかし正直なところ料理については、まだまだ改善の余地はかなりある感じです。
味についてもですが、それにも増して盛り付けや料理の質感を上げて欲しいと思います。
比較するものではないかも知れませんが、スーパーで売っているレトルトの高級パスタソースの味はあなどれませんよ。
つまり家庭でもかなりの味が望めるということです。
そういう時代にあって、イタリアンのお店が生き残ってゆくことの難しさは、本当に大変なことだと思います。
しかも、激戦区の鷹匠ですからね。
《店内に飾ってある雑貨はとてもグッドセンス！》
ちなみにホールの2人の女性はとても感じが良く気持ちよく食事ができました。
お店の雰囲気や彼女たちのサービスのお陰で、ランチなのにのんびりと落ち着いて食事をすることができました。
そうそう！食後のコーヒー、美味しかったですよ。
鷹匠に吹く南イタリアの風“OSTERIA Porta Porta（オステリア ポルタポルタ）”。
これから先の善戦を期待します！
OSTERIA Porta Porta（オステリア ポルタポルタ）
電話：054-266-7320
住所：静岡市葵区鷹匠2-13-11
営業：昼11：30〜14：00 夜17：30〜22：
定休：水曜日
