混沌と変態についての期待感 - BARCHETTA ３海の仲間の日記

半島を出よ

『半島を出よ/村上龍』

イイですね！これ。

まだ読み始めたばかりですが、村上龍的エッセンスのプラスの部分が強く感じられます。

チョット『五分後の世界』的な雰囲気もありながら、イマ時の現実の世情を完全に取り込んでいる物語の世界に、こういう終末的な日本が現実になる可能性というものを、必ずしも否定する事は出来ない気がする。

しかしまぁこの人の本って、相変わらず登場人物がアブノーマルなのには、チョット食傷気味な感もしなくはない。

混沌と変態はこの人の専売特許ということかな…。

理解は出来るし、それを待っているんですけれどね。

さて！続きを読もう。