日本人で良かったと思う…

韓国のノ・ムヒョン大統領が、急遽テレビを通じて国民に呼び掛ける声明を出したとの事です。
その主旨は『靖国も教科書も独島(竹島)も絶対に譲らない』というもの。


このノ・ムヒョンの言葉は、実は日本に向けたものではなくて、来るべき国内地方選挙対策として、己の低い支持率を向上させる国威発動の為以外のナニモノでも無い事は明らかです。


私がここで言いたいのは『ノムチャン!それはマズイだろう』という事ではなくて、その様な非常に屈折し本末転倒的な行為をけして行う事のない、世界遺産的存在である我がニッポンという国家に生まれ育った事に、心から良かったと思うのです。
これ皮肉ではなく本心ですよ。


大体!日本人は竹島を100%日本固有の領土だと思いつつも、その島の韓国名が“独島(ドクト)”である事を知っています。
それはマスコミがある種公平にアナウンスしているからが故の事で、それを聞いた日本人は『なんで!韓国名で言うんだ!』なんて誰も言わないと思うのですね。
しかし!韓国の人たちは、同じ様に日本人が独島の事を“竹島”って呼んでいるって事を、果たして知らされているのでしょうか?


私たち日本人は太平洋戦争の教訓から“国威発動アレルギー”に100%感染しています。
だから『自分の国を愛する心を持つこと』を教えるという、国家国民としての全く基本的なプログラムに対しても、ヒステリックに反対するアホが居る訳です。


そういう事を差し引いたとしても、私は今の日本人ってイイと思うのですね。
イデオロギーなるモノが国家戦略的として使われて、良い結果を導いた事は無い訳です。
そういう事のけして無いこの国に生まれ育った事を、心から良かったとそう思っている私です。