叔母のバカ笑いが聞けない寂しさ…
甲府盆地から見た夕方の南アルプスです。
この後“天使の梯子”が出たのですが、残念ながら写真に収める事が出来ませんでした。
癌を患っていた叔母が亡くなりました。
根っから明るい人で、いつも大きな声でバカ笑いをしていて、でも彼女のそれは本当に純粋なものだったので、少しも不愉快に感じる事はありませんでした。
人に何かをお裾分けしたりする時に、多くの人は謙遜も踏まえ『美味しいかどうかは解らないけれど…』なんてツマラナイ事を言いますよね。
叔母は夫婦で昔ながらの小さな魚屋を営んでいて、『ウチの魚は最高に美味しいからねぇ!』と、必ずそう言って魚を置いていってくれたもので、私はそういう叔母が大好きでした。
まぁちょっとハッタリな部分もありましたけれどね。
今日はお昼前に自宅でお別れの儀式をして火葬場へ…。
その後通夜に参列して来ました。
みんなが沈んでいるこういう時に、改めて明るかった叔母の存在を大きく感じました。
明日の告別式が終わったら、先に逝っている私の父親や叔父と彼の世で出会って欲しいと、そしてまたあのバカ笑いで周りを明るくして欲しいと、そう思います。