穏やかなお葬式

061121

長野県の伊那地方の名物!?“ローメン”です。


蒸した麺と羊の肉を炒めてソース(ソースで無いモノも在るらしい)で味付けしたもので、これには牛スジが入っていました。
『じゃぁ、ソース焼ソバとナニがちがうん?』っていう質問には、私は答えることが出来ません。
写真のそれ自体も“まずい焼ソバ”でしかなかったし…。
まぁ美味しいのもあるのかも知れませんけれどね。



今日は大切な友人のお父様の告別式に伺うために、りんご畑の広がる長野の松川へ行って来ました。
とても穏やかなで、(誤解を恐れずに言うと)いいお葬式でした。


“お葬式”というものの地域によるスタイルの違いには、毎回カルチャーショックを受けるのだけれど、今回のお葬式はちょっと違う意味で考えさせられるものでした。


最近のお葬式はその多くが葬祭場で行われますが、私はそれに参列する度になんとも表現できない虚無感的なモノを感じています。
そうと感じていた理由が、今日のお葬式を見て分かったんです。
葬祭場の競争の結果なのでしょうけれど、葬式がショーじみていて全てがオーバーデコレーションなんですよね。


今日の友人のお父様の告別式は、家族と弔問者が故人死を悼むという、本来至極当たり前の事を,
一切の装飾を排し粛々と執り行うというものでした。


それが一番大切な事だと思うし、私の葬式の時には同じ様にして欲しいと思います。


友人のお父様のご冥福を、心からお祈り申上げます。