場を読む事の重要性

061129

山梨の韮崎では、木々の葉もそのほとんどが落ちてしまいました。
冬ですねぇ〜。


私が住む山梨で最も有力(!?)な国会議員である堀内光雄衆議院議員が、自民党に復党する事となった。
まぁいいんだけれどさ、アンタさ!自分の孫にね、いったい今回の事をナンテ説明するのさ?


野田聖子さん、アンタもさ、いつか生まれて来るであろう自分の子供ににさ、2006年の秋から遡っての一年間の顛末と、アナタの心の変遷を胸を張って説明できるワケ?


私は“イジメ問題”で問題となっているいじめる側の深層心理よりも、イワユル“造反議員”の心の方が遥かに病んでいると思う。


昨日も仲間と話しをしたのだけれど、イジメが全く存在しない世の中なんて、そんなモノが本当に在ったとしたら、ムチャクチャ気持ち悪い世界だと思うのですね。
悪いよ、絶対的にいじめる側がさ。
でもね、そんな事は私が子供であった30年前からあった事ですよ。
『今のイジメは昔と違って陰湿だ…』なんてウソだね。
そりゃぁ、50年前のそれと比較したらそうかもしれないけれど、私の時だって十二分に陰湿でしたよ。


問題は死に対するハードルが極端に低くなっている事だと、私はそう思っています。
私たちの頃のいじめられている奴は、もっとずっと強かった、精神的にね。


一連のイジメ起因の自殺は、ハッキリ言って“ブーム”でしかありません。
自分と同じ境遇に在る誰かが死んだから、自分も死ぬ…。
その報道が無ければそういう事にはなら無かったってことです。


話を戻して造反議員のこと…。
“生き恥”なんて小説の中の表現でしかないと思っていたのだけれど、まさに今回の11人の人たちは“生き恥”を曝している。


バッジも(周りの人の)生活も大切だっていう事は理解できるけれど、そうまでして自分の立場と肩書きに固執して、いったいこの先ナニができると言うのでしょうかね。


昨秋の選挙でもそうであった様に、結局この人たちには先が読めないという事でしょう。
刹那的な対応に終始し、結局一番大切なモノを見失ってしまう…。
そんなアホなヤツを地域の代表としている事を、心から恥だと思う私です。


そして、それを経営者としての自分に置き換えて考えた時に、考えさせられるものは少なくありません。
正確かつ迅速に場を読めって事ですね、詰まるところは…。