理想のボート
ここ数年でというか、これまでになく新しいボートが欲しいと思っている私です。
そう思うに至っている理由は、先月のJIBTにBARCHETTAで参加し、『なんだ、結構イケルじゃん』ってポーナム26のポテンシャルに改めて自信を持ったのと同時に、やはり艇のサイズから来る走波性、足の遅さ、それから魚が掛かった時点でのコントロール性という点では、いかにせん30ft以上のエンジン2基掛けのボートとは比較にならない状況です。
そんな私の理想のボートは
①35ft前後のサイズ
②ドライブはボルボのIPS
③スポールフィッシャーマンならコンバーチブルではなくエキスプレス
④ウォークアラウンドが好ましい
⑤巡航:25ノット以上/最高速:30ノット前半
⑥カジキも釣りたいがキスも釣りたい
⑦ハルはソリッドがベストだがウレタン充填でもOK
⑧ちなみに国産艇に欲しいと思うものはない(除くポーナム45)
この辺は前々から不変のコンセプトなのですが、じゃぁ実際にプロダクションモデルとしてどの船がいいんだ?と言われたならば、まるでワークボートの風貌を持つフィンランドの“タルガ”がピッタリなのです。
『なんだ!カジキカジキって言っておきながら、スポーツフィッシャーマンではないんだ!』とお思いの方もいらっしゃるかも知れませんが、このタルガというボート、メーカー自身『4×4 OF SEA』と謳っているのはハッタリではなく、私も25のモデルに何度も乗せてもらいましたが、その安定感は他に類を見ないものであり、カジキがいる黒潮を追っての伊豆諸島への遠征等にはピッタリ!
また基よりバトルステーションを前提としカジキとのファイトを想定している私には、アメリカの同サイズのSFよりも狭いアフトデッキも特に問題ではありません。
とにかく私にとってはほぼカンペキなパッケージであるが、このタルガなのです。
その他にも現在安田造船で一号艇を建造中の“BREAKERS”や、IPSではないがアメリカの“ストライク37ウォークアラウンド”、それに昔から大好きな“アルベマーレ”のミドルサイズのモデル等があるが、どれもタルガのパッケージを越えるものではありません。
“BREAKERS”はかなり良さそうではありますが、バウデッキのハンドレールレスでないと売ってくれないとか言われたら、ルアーのキャスティングをする私には困るし…。
まぁそれはともかく“コチラの方はナンにしても船がの来次第でしょうね。
数年後のJIBTでは、クルー全員が快適な3日間を過ごす事が出来る様に、目標を実現化したいと思う私です。
でもね、それはそれとして今のBARCHETTA3(ポーナム26S)自体には、100%大満足なんですよね。
26ft艇としては本当にカンペキで、全く文句のつけ様がありません!
でもねぇ〜。
堂々巡りですね。