嬉しいことを相手にも


“ストロガノフのフェットチーネ
フェットチーネは生パスタですが、近くのスーパーで¥150/一人前で売っていたもので、コレは当たりでした!
ちなみに奥のサラダは出来合いのものです。
ストロガノフは先日の残り物を戴きましたが、なんだか時間を置いた方が美味しい気がしました。


ビーフ・ストロガノフは私にとって母親の味で、子供の頃から大好きなんですね。
誰しもが思い入れを持っているであろう母親の味“家カレー”よりも、私はコッチの方が好きです。
ナンで母親がこういうハイカラな料理を、いったいどこで覚えてきたのかは解りませんが、この他にも本格的な“セロリのチキンカレー”とか大阪風の本格的な“押し鮨”なんかも作ってくれて、それらも美味しかったなぁ。


私の母親はこと料理に関して(だけ)は器用な人で、人に教えてもらった事はかなり忠実に再現できる能力を持っていたので、それらの料理もどこかの料理教室とかで教わってきたのだと思います。


でも自分の母親が料理がそれなりに上手いということを認識したのは、高校生くらいになってからの事で、その時は『へぇー!』って感心してしまった事を覚えています。


私も少なからずそういう点は母親似で、それ程深く考えずに適当に作っても、不味くて食べられないという事はありません。(っと、そう自負しています)


でもね、やはり!料理というモノは、人の為に作って『美味しい!』と言ってもらえる事がいちばん嬉しいものです。
例えそれがむさ苦しいオヤジであってもね。
だから私はお店で料理を戴いた時にそれが美味しいと感じたなら、素直にその気持ちを料理人に伝え様と勤めています。


それってお代をお支払するのと同じくらい、大切なことだと思っている私です。