闇への入り口に立つ不安感

私だけが思っているのであればイイのですが、今までになく世の中が暗い感じがしています。


食品儀装や殺人事件や防衛省汚職の事だけではなく、サブプライムローンの問題とそれに伴う原油の高騰は留まるところを知らないし、地域紛争のきな臭さはパルスチナやパキスタンだでではなく、ボスニア・ヘルツェゴビナやトルコとクルド人の問題も出てきそうな感じで、最悪の場合には大きな戦争になる可能性もあるという、いま世界は本当に混沌としている。


こんなにも先が闇に包まれている状況というのは、少なくとも私の記憶にはありません。
先が見えない…。
私の抱いている不安はそういう感じからくるものです。


これが十年も前の事なら、世界の警察を自負するアメリカが頼まれてもいないのに出張って行って、まぁ彼らなりに決着をつける事をしたのだろうけれど、今のアメリカにはそれは望めない。


こうなってみると自意識過剰な“アメリカの正義”というモノも、勘違いでで大きなお世話はではあったけれど、だからといってそれが無いとなると困ってしまう様な存在であった事に気が付かされます。
一般社会でもそういう意味のある嫌われ者って、誰の周りにも必ず一人は居ますよね。


しかし困りましたね。


大げさな言い方ですが、繁栄の中で奢りの頂点にある今の私たちが試されている様な気がします。


そんな状況に在って、私個人が出来ることはナンなのだろうか…。
ダメ元でみんながそんな事を考えたら、それだけでだいぶマシな世界になると思うのですけれどね。