駅から60分歩いてでも行く価値のある八ヶ岳のアイリッシュパブ

八ヶ岳高原の大泉という場所にあるアイリッシュパブ“BULL&BEAR(ブル&ベア)”に行って来ました。



【森の中に溶け込んでいて“まるでイギリス感”満点のお店】


1年以上前から、ずぅぅぅ〜っと行きたいと思っていて、今回やっとその思いを果たす事ができました。



道中の小海線の車窓からは、収穫前の蕎麦畑の白さと黄金色の稲穂がきれいに見えました。


このお店、地理的にヒジョォ〜に厳しい場所にあるため、最寄り駅からも徒歩だと60分は掛かります。
今回は散歩がてら歩いてみましたが、冬は絶対に凍死にますね!確実に。
写真はその道中に見つけた花です。
        


ところで、ずっと行けずにいたこのお店に、今回足を運ぶことになったきっかけは、お店のHP見たら週末にケルト音楽のライブがあるということで、このお店の常連さんで友人のMさんをお誘いしたらOKとなったためです。


ケルト音楽について私は全く詳しくはありませんが、日本でもかなり前に“Havia(エヴィア)”とか“Stone Age”とかが話題になったことがあって、私は今でも両者のアルバムを持っています。
そういうこともあって、一度は(ニューエイジかぶれていない)キチンとしたケルト音楽を聴きたいと思っていたので、そういう意味でも今回のBULL&BEAR訪問は期待が大きいワケです。


今日の演奏者は東京芸大ケルト音楽同好会の皆さんだそうで、皆さん若い若い…。
でも演奏の方はとても完成度が高いもので、アマチュアっぽさは微塵も無く、いやホントに素晴らしいものでした。
この日に伺えて本当に良かったです!



しかし、ケルトの音楽というものは、なんとも不思議というか複雑なものですね。
とても楽しい旋律であっても、根底の部分に郷愁感的なものが隠れている様に感じます。
これは今日聴いた多くの曲に共通して感じた印象です。



話は変わってお店の料理についてですが、積年のお店への想いを全く裏切ることの無いものばかりで、注文した全てに大満足でした!



【最初に頼んだセミドライトマトと柿の種。ギネスと柿の種はなかなかの相性ですよ!】



マルゲリータのピザも、一般的なそれよりも複雑な味でとても美味!】


その中でも、特にこの“フィッシュ&チキン&チップス”はメチャ旨で、(お腹がいっぱいになることを恐れ)チップス抜きでお代わりを頼んでしまったほどです。


【最初に頼んだ“フィッシュ&チキン&チップス”】



【ミートパイと刺し違えることとなった、お代わりの“フィッシュ&チキン”】


でもやはりお腹は膨れてしまい、最後の楽しみに取っておいた“ミートパイ”は次回にお預けとなってしまいました。




お店の雰囲気もとても素敵でビールも料理も美味しい八ヶ岳の“Irish Pub BULL&BEAR”
いいお店を知ることができました。


さて、次いつ行こうかなぁ〜。