イマ風ラーメン屋の値段設定の不条理さを思う

つけ麺が流行っているんですね。
私もつけ麺は大好きです!
汗かきの私にとって、人前で恥ずかしい思いをしなくて済むというのも、つけ麺が好きな理由ですが、それ以上に太麺を濃い口の汁との組合せは、私の好みにピッタリ合うんです。
途中で酢を入れて味を変えて楽しむというのもイイものです。


最近特につけ麺が食べたい症候群に犯されている私でして、今日お昼ごはんとしてWebで探し当てた甲斐市のお店に行って来ました。


お店の内装は評判通りカッコイイもので、店主のこだわりを感じ、おのずとつけ麺の味の方も期待が膨らみます。



【オシャレな内装】


今日私が頼んだのは、看板メニューの“特性○△つけめん(¥990)”で、相方は“特性○△ラーメン(¥890)”。
どちらも値段的には私のラーメンの常識を遥かに超えるものですが、でもまぁ実際に食べてみなければ何とも言えません。
でも、しかし…。



【特性○△つけめん(¥990)】



【特性○△ラーメン(¥890)】


けして悪くはありませんが、“特性”という冠の意味と値段との釣り合いが全く理解できません。
これはラーメンの方も全く同様でした。


別に値段が高くたっていいんですよ。
味が良いとか、量が多いとか、どんぶりからチャーシューがはみ出ているとか、そういうインパクトとか明らかなコストに対しては、多少割高であっても気持ち良くお金は出させて頂く覚悟はあります。
でも今回食べた物については、私の基準からすればどう考えても2割は高い値段設定です。

う〜ん!別にこの店に限ったことではないけれど、最近できているイマ風のラーメン屋さんて値段が高すぎる気がしませんか?
まぁ蕎麦屋とかも同じですけれどね。



【今日行ったラーメン屋さんのメニュー】


先週行った山梨で最も権威のあるイタリアンのお店のランチなんて、本当においしいパスタにサラダとパン(お代わり無料だと思う)と本格的なデザートに飲み物までついて¥1,300ですよ!センサンビャクエン!
ランチなのに1時間も掛けてゆっくり食事ができてこの値段です。
片や20分弱の座席の占有時間につけ麺一杯で千円弱です。
仕込みに掛ける労力やメニューの種類、それに原価率についてもですが、写真の物と比較した場合、どう考えても納得のいくものではありません!

まぁそれでも客が来るからその値段でやっているのでしょうけれど、なんとも不誠実なものを感じますね。

ちなみに今日行ったお店へのリピートは、まずあり得ないことです。


それでもやはりお店の経営が成り立っているのですから、私の考えが的を外しているのかも知れませんけれどねぇ…。