大雪警報も通行止めも問題とはしない、極寒の富山湾の幸の魅力

富山の魚津に行って来ました。

当初の予定では、お昼に飛騨高山で飛騨牛を食べてから富山に移動する予定でしたが、大雪の影響で高山周辺の高速道路が通行止めになってしまい断念することに。



【最も雪が強く降っていた妙高高原付近。この先は多重事故で通行止めになっていました。この時はかなりヤバイ感じでした。】



【新潟に入ったら晴れ間もチラホラと見えました。でもこの先でもトラックが単独でスリップ事故を起こしていました。】



高山の代わりに(一旦、目的地の富山を通り過ぎて)金沢に立ち寄り、雪の兼六園に足を運んでみました。


 

【初訪問の兼六園。雪景色が情緒を醸していていい感じでした。】



【だれが作ったのか、こんなモノも…】


ひと通り兼六園を歩き回って目的地の魚津に移動。


魚津での最大の目的は、冬の富山湾の味覚“鰤(ぶり)”を使った“鰤しゃぶ”です。
この鰤しゃぶを食べさせてくれるのは、魚津駅前にある“割烹 万両”


この万両を初めて訪れたのはもう17年くらい前のことで、今でも近くにあるキャバレーの呼び込みのオジサンに『そこの万両って店がいいっちゃ!後でうちの店にもこられぇ』と教えてもらってからのお付き合いです。(ちなみにキャバレーには行ってはいません)




【そのまま食べたら脂がきつ過ぎるくらいの極上の鰤。しゃぶしゃぶにすると適度に脂が落ちて甘みが増します。】



富山湾の宝石と言ってもいい“白えびの唐揚”。これはビールに最高に合います。】



【最近では東京の富山料理のお店のメニューにも載っている“ゲンゲ(幻魚)の唐揚”。この万両が元祖です。これは何物にも代え難い味です。】



【タラの白子の天ぷら。早死にするぞ!と言われても食べたい。】



【鮨職人の2代目貞寛氏が考案“ゲンゲの握り”。口に入れた瞬間に泡の様に消えて無くなります。】



【私が宇宙イチと断言している万両の天丼。やはり最高です!】


万両には2年ぶりに伺いましたが、何を食べてもここの料理は最高に美味しいものばかりです。
親子二代が揃っての板場での仕事ですが、お互いの得意分野がそれぞれ店の看板になっていて、理想的な関係だと思います。
しかし!オヤジ譲りの2代目の腕の良さは特質ものです。


いやぁ〜、本当にすばらしいものばかりを、心ゆくまで堪能できました、っと言いたいのですが、魅惑的な料理がが多すぎて、その前にお腹がいっぱいになってしまいました。


ご馳走様でした!