静岡で究極のつけ麺に出会う

正直なところ、私は静岡中東部地区で『うまいっ!』と思うラーメン&つけ麺を食べたことがありません。
あくまでもこれはワタシの好みとこの地域の方々のソレが合っていないだけのことで、味のレベルの高低を言っているのではけしてありません。


そんな私ではありますが、前々からずっと気になっていたのが、静岡市の繁華街にあるつけ麺専門店の“きじ亭”です。




【きじ亭は飲み屋の連なるテナントの中にあります。かの有名な“スパーゴ”って、ココにあったんですね!】



このお店は毎日欠かさず拝見している“美味食記録”さんに良く登場するので、それで存在を知りました。
美味食記録さんのブログ


人気店とのことですので早めに訪問した方が良いと考え、朝ご飯を抜いて開店時間ピッタリに1番乗りでお店に伺いましたが、数分でほとんどの席が埋まってしまいました。



【こじんまりとした店内で、何とも不思議な雰囲気を持っています。】



【注文は迷うことなくスタンダードの“つけ麺”と、“〆のごはん”と激しく迷った挙句に“伊豚小丼”をチョイス。】



【食べ方を丁寧に説明してくれるというのは、不安でいっぱいの初訪問者にとっては嬉しいことです。】


店主は特に愛想が良いことも悪いことも無く淡々と仕事をしている感じで、初訪問の私にとっては少し緊張する感じでしたが、写真撮影のお願いへの返答や、丼のご飯の量への質問にも丁寧に答えてくれました。
きっとシャイな方なのでしょうね。



【淡々とつけ麺を作り続ける職人肌の店主。実はいい人っぽい感じです。】



【“つけ麺”の登場!まずビジュアル的には100点満点ですね。味も素晴らしい!オマケに器のチョイスもなかなかです。】


つけ麺の味ですが、正直私が今まで食べた全てのつけ麺の中でもダントツに美味しいもので、感動的でさえありました。


何がイイのかって、とにかくまずは麺が素晴らしく美味しいんです。
イマドキの流行のつけ麺の多くがストレートの太麺で、確かにコシはあるのだけれど、それ以上では無いというものがほとんどです。
いい悪いは別にして、麺のコシと濃厚なつけ汁の組み合わせで食べさせるというものです。
確かに、麺のコシと濃厚なつけ汁は記憶に残るものです。
しかし、このきじ亭の麺は若干のちじれを持つ平太麺で、それ自体に深い味わいがあるのが特徴です。


スープは正直それほどインパクトがあるものではありませでしたが、でもつけ麺として最高に美味しいものであると感じたということは、この素晴らしい麺とのバランスが絶妙だという事でしょう。


これは美味しいつけ麺ですね!



【オリーブオイルやニンニクでイタリアンっぽくチャーシューに味をつけたものが載る“伊豚丼”。これもいい味です。】


“伊豚丼”うまかったです。
コレ!絶対に次回も頼みますね!


つけ麺のトッピングのチャーシューは一般的なものとは異なりますが、でもこれもいい味を出していますね。
豚丼のチャーシューもですが、ひと手間加えることで絶妙の味わいを実現している感じです。


しかし、静岡でこんなにも美味しいつけ麺に出会えるとは…。


いいお店を知ることができました!