バンコクの混乱の収束を祈る

社会見学というか新しいビジネスの可能性なども頭の隅に置きつつ、来月タイに行こうと考えていました。(正確には“考えています”)


しかし、この状況では厳しいですね。


タイ通の友人はツアーだと強制的にキャンセルになる可能性を考えて、飛行機のチケットだけを取り今月末にタイに行くと言っていますが、外務省から渡航延期勧告が出ている中で、さすがにそれもヤバイでしょうね。


現地の方に話しを聞くと、日本の報道で感じる“バンコク騒乱!”的なものではなく、一部の地域で特異的な考えを持つ一部の過激派が起こしている局地的な騒動でしか無いということでした。
しかし、今日のニュースでは地方にも騒動が飛び火しているとのことで、ちょっと雰囲気が変わってきたのかも知れませんね。


私はタイの内政に深い認識を持っている訳ではありませんが、現政権の軟弱さも、反体制派の過激さも、それを黙認しているタイ国民のおとなさ(優しさ)といった複数も要素が、結果としてことを悪い方向に流してしまっている気がします。


でも、昨日からの自体の急展開には、かなり懐疑的というかデキレース的なものを感じざるを得ません。
アシピット現首相とタクシン元首相の間で、何らかの取引があった思う方が普通でしょう。


しかし、そういう裏取引的にことを収めてしまうということは、本質的なシコリは解消されない訳で、問題を先送りして何年か後に同様な問題を噴出させることになることは必至です。


そう言いつつも、これ以上の犠牲者を出すことは何としても避けて欲しい…。
何はどうあれば一日も早くタイの国内情勢が正常化することを祈るのみです。