ニュージーランド訪問2012 (2日目/AIR NZ機内〜クライストチャーチ空港トランジット〜オークランド到着)


【今回はスーパーブロガーのまねっこで通します!】

3時間ほど寝られたでしょうか。
日本との4時間の時差の関係で、あっという間に夜が明けてさっそく朝食です。



《まずはフルーツ。シリアルも追加できますが、私はノーサンキューでした。》



《メインは“和風卵粥”控えめな味付けで上品。グッドです!》



《なかなか美味しいクロワッサンもいただきました。》



《妻は“ブリオッシュオースト”なるものを選択。超甘〜!ワタクシには食べられません!》



《コーヒーのマグカップがオシャレでした。ノリタケボーンチャイナが多い様子のAIR NZですが、これはMade In NZでした。》


そうそう!遅くなりましたが、今回の旅で大いに参考にさせていただいたブログを紹介します。
それはNZが大好きで何度も訪問されている、MetalSheepさんの“美味いパブロバはどこにある?”というブログです。

[“美味いパブロバはどこにある?”のURL]http://sasuraiwoman.blog8.fc2.com/


たぶん私の今回のNZ旅行記とMetalSheepさんのブログの両方を見た方は、『一緒にNZに行ったの?』と思われる方もいらっしゃると思います。
そういえるくらい今回の旅では大いに参考にさせていただき、上の写真の機内食選び(朝ごはんのお粥もまさにそれ!)から始まりオークランドCityのホテル(これは偶然)にレストランにマーケット(これも偶然)まで、ハッキリ言って“時間差ストーカー”といってもイイくらいです。
偶然の一致も多いのですが、MetalSheepさんのブログを参考にさせていただいたお陰で、とても充実した旅になったことを感謝しています。


【初めてのトランジット(クライストチャーチ空港)】
NZ90便は最終目的地のオークランドを一旦通り過ぎて南下し、トランジット先のクライストチャーチに向かいます。

往路は曜日をずらせばオークランド直行便もあり、その方が旅の効率としては遥かに有効ではあります。
それでも逢えてクライストチャーチ経由便を選んだのは、地震で多くの人が犠牲となったクライストチャーチの街に向かって、空の上からであっても手を合わせたいという思いからでした。



《NZに入った!》



《夏だというのに南島の高い山には雪が見えます。やっぱ南極が近いってことかな!?》



《10時半すぎにクライストチャーチ空港に到着。》


意外だったのはNZ90便の搭乗者の半分以上が、このクライストチャーチで降りてしまったことです。
後で考えてみれば、観光シーズンですから南島の訪問者が多くて当然ということだとい思います。



《トランジットカードを渡されます。》



《きれいで心地よいクラスとチャーチ空港の出発ロビー。》



《間違えなくガイコクに来たということを自覚できるショーケースの中身。寿司も当然の様にあります。オークランド空港でレンタカー借りていなければ、ワインとサンドイッチで…。残念!》


それにしても理解できないのは、トランジット中にかなりシッカリとした機内清掃をすることです。
どの道オークランド空港到着後も同じことをするのでしょうから、どう考えても二度手間のような気がするのですが…。
まぁ気持ち良いのでイイのですが…。


1時間ほどのトランジットの後、最終目的地のオークランドに向かって再び飛び立ちます。


離陸直後に見ることができたクライストチャーチ市街に向かって、手を合わすことができました。
日本人だけでなく、昨年の地震の全ての犠牲者のご冥福をお祈りさせていただきました。



《めちゃくちゃキレイなクライストチャーチの海。次回は南島にも来なければ…。》



《経由便であるが故のお楽しみのお昼ごはん。このサンドイッチはメチャウマ!ブルーチーズもイケる!あ〜ワイン欲しぃ〜。》



《食器はAIR NZオリジナルのノリタケ。》



【かなりビビった通関手続き】
クライストチャーチから最終目的地のオークランドまでは、1時間ちょっとのフライトです。



《北島に上空に入りました。》



《ついにオークランド空港到着!》


久し振りのオークランド空港で気がついたというか、ショックなことを発見!
それは空港内で配布している無料のガイドブックの日本語版が無くなってしまったことです。
ガイドブックが無くて困るということではなく、それだけ日本人観光客が減っていることの現れであるとすると、これはかなり寂しい事実です。


前回の入国手続きの際に、ザ公務員といった感じの堅い担当官に当たってしまい難儀したのですが、今回は全く持ってスムーズに終了となりました。
でも、この後に思いも寄らないことが…。



《思いのほかスムーズに入国手続きが完了。よかった…。》


入国手続きを済ませ、荷物を受け取り検疫のため受付に行くと『あなた達はアッチね!(もちろん英語でその様なニアンスのことを言ったということ)』と、明らかに空いている検査ラインを示してくれるではないですか。
なんて親切な人だろうと思いつつ満面の笑みで担当者にお礼を言い勧められた場所に並ぶと、そこには日本人で同じ便の前の席に座っていた有名俳優のHの姿が…。
これはきっとVIP用の特急検査レーンに案内されたと思い喜んでおりました。

っが!しかし!それにしては動きが遅いし、前に並んでいたイマドキ風のお姉ちゃんが担当官からイロイロなことを質問され捲くっている様子に、なんだか不安になってきました。
さらに!有名俳優Hは持ち物の中身について何か言われ、しぶしぶスーツケースの中から長方形の箱を取り出し始めました。
それは何とタバコのカートンで、軽ぅ〜く1ダース以上はありそうです。
心の中で「おいおい!それはさすがにマズイだろうH君。」と思った次の瞬間、「ヤバイ!オレのスーツケースの中にあるお土産のインスタントラーメン、全部没収か!?」という考えと共に汗がにじみ始めました。

つまりこのレーンは何らかの理由(たぶん抜き打ちだと思われる)で、特別に厳しい検査を受けることになった人用のものだったのです。
NZという国は島国であることからくる環境保護政策で、入国時の検疫が厳しいのが特徴です。
そういえばカップラーメンが没収されたという話しも聞いたような記憶が…。


イヨイヨ私の番が回ってくるその直前に、パスポートを見せて欲しいとその場にいた係りの人に言われ、引きつった笑顔で応じると、ナゼか『あなたはアッチでOKね!(もちろん英語で)』と普通の検査レーンに戻っても良いと言われ、再び満面の笑みでお礼を言いその場を去りました。
後になって思えば有名俳優Hがその後どうなったか気になるところですが、その時は一刻も早くこの場を立ち去りたいという一念で、後ろを振り返る余裕は微塵もありませんでした。


それにしてもナンでそういうことになったのか、全く心当たりがありません。
でもまぁ無事にカップラーメンも没収されることなく、入国ができてなによりでした。



【レンタカーのRAV4は快適!】
今回もレンタカーはAVISです。
イギリスでもそうでしたが、AVISのレンタカーは新しい物が多くて気持ちいいですし、何よりもナビゲーションの“NEVER LOST”のレンタルをWebで確約することができるのは、なにものにも代え難い重要な要素です。



《今回の相棒はトヨタRAV4。走行距離5000kmの新車でした。やっぱ新しい車は気持ちい!》


NEVER LOSTに目的地のホテルをセットしてCityに向かって出発です。



【ホテルに大満足!】
空港からCityまでは渋滞さえしなければ30分チョットで到着します。



《戻ってきたぜっ!》


今回は旅の前半と後半で2つのホテルに宿泊予定です。
一軒目のホテルはオークランドのフェリーターミナルの比較的近くにあって、郊外に車で出掛けるのに都合の良い場所ということで選んだ“WALDORF STADIUMAPARTMENT HOTEL”です。
その名が示す通り、スタジアムの近くにあるサービスアパートメントで、部屋は広くてキレイで超快適!
しかも!エクスペディアの早期(1ヶ月前)予約のおかげか、100NZドル以下のルームチャージに感激です。



《かなりゴージャスな感じですが、実は超リーズナブルな“WALDORF STADIUMAPARTMENT HOTEL”》



《キッチンとリビングとは別に独立したベットルームがある部屋です。あるに越したことはないエアコンも付いていました。》



《一応、オーシャンビューかな。》



《ホテルのエレベーターは地上階が“1”でしたが、隣接する駐車場は地上階が“G”で、その上が“1”というイギリス系の表記でした。》



【スーパーのお惣菜に幸せを感じる】
夕方に友人宅にお出掛けをしていたら、スッカリ夜が更けてしまいました。
20時になっても明るい夏のNZですので、ついつい時間が経つのを忘れてしまいがちです。

そんなわけで夕飯は近くのスーパーマーケット“Count Down”のお惣菜コーナー(実はワクワク!)で買った物で済ませることにしました。


それにしても海外のスーパーの中を見て回るのは楽しい!
特にお惣菜コーナーは魅惑の空間ですね。
それにNZのスーパーは安ワインも豊富で、ソレもまた魅力的なんですよね。
今回のホテルをキッチン付きのサービスアパートメントにしたのは、ラム肉やシーフードをスーパーで仕入れ調理して食べることが目的です。



《ジャンク感満載のソーセージがいい味!埃っぽいサラダはイマイチだった。》


今回も行き当たりバッタリの旅なので、3日目の予定を考えながらの深夜の夕飯です。
明日も天気もよさそうだし、ワイヘキ島に渡ってMetalSheepさんオススメのワイナリーでランチかなぁ〜。


3日目に続く。