ニュージーランド訪問2012 (3日目/ワイヘキ島〜オークランド・シティ)

【行ってみたかったワイヘキ島】
NZには様々な魅力的なものがあって、特に夏はフィッシングやトレッキングなどといったアウトドア系のアクティビティは盛りだくさんあります。
テレビなので取り上げられているジェットボートやバンジージャンプなども、NZ原産のものですね。
どれも魅力的でチャレンジしてはみたいと思ってはいますが、なかなか果たせていません。


そんなNZで果たせずにいる懸案事項のひとつが、ワイヘキ島のワイナリー巡りです。
まぁ実際には車の運転があるので、ワイナリーで試飲というよりは併設されているレストランでの食事が最大の目的になりますが、ドライブや写真撮影も兼ねてワイヘキ島へは行ってみたいと思っていました。

っということで、本日はフェリーでワイヘキ島に渡ることに…。

まずはフェリーターミナルまでホテルから歩いて移動です。



《ホテルの近くにあるスーパーマーケット“Count Down”。24時間営業で便利です!》



《通りに何気なく置いてあるオブジェがかっこいい!》



《歩行者用信号の押しボタン。ボタンがデカクてGoodです。》



《牽引のための法律上の規制が無いので、NZではこういう風景をよく見かけます。》



《まさに夏って感じ!》



《“DAIKOKU RESTAURANT”は終わっている感じかな。日本人観光客も減っていますしね…。》



《石造りのビルとこういう近代的なビルが隣り合っていても、不自然ではないのはナゼでしょうか。》



オークランドのフェリーターミナルに到着!ホテルから5分チョットです。》



【ワイナリーの島ワイヘキ島へ】
ワイヘキ島へのフェリーは1時間に1本運行されています。
レンタカーがあるので別の港から出ているカーフェーリーを利用することも考えましたが、調べた結果、現地でレンタカー借りた方が割安ということが分かりました。



《ワイヘキ島までの片道の運賃は片道35ドル(大人)。チケットカウンターには結構たくさんの人がいました。ちょうど時間的に多くがワイヘキ島に渡る人でした。》


ちょうど対岸のデボンポート経由の便があったので、それに乗ることにしました。
経由とか好きなんですよね、着岸見れるし…。



オークランドではお馴染みのFullers社のフェリー。またコレがスゴイ勢いで着岸するんですよ!怖ぇー!》



《給油施設とかが気になってしまうのは、私の性。お兄さん、避けてくれてありがとう!》



《かなりの乗船率でデッキの席をあきらめて船内へ…。》



《ハイシーズンNZですので、大型の客船が毎日入れ替わりでオークランド港に入港してきます。それにしてもデケー!》


あれ!?確かこの船はデボンポート経由の便だったはずが、オークランドからまっすぐワイヘキ島に向かっています。
いいのかな…。
まぁいいか。



《ランギトト島の南を通過。海、穏やかです。》



《30分少々のクルージングでワイヘキ島に到着。》



《キャプテンかな。かっこいい!》



【絶景のワイナリーでランチ】
ワイヘキ島内はレンタカーで移動します。
複数のレンタカー屋さんのカウンターがフェリーターミナルにあるのですが、ナゼか同じ人が対応してくれます。
きっと知った仲ということでしょうが、島らしいほのぼのとした感じがしていいですね。


レンタカー屋さんで少しくたびれたマツダ ファミリアを借り、ランチの場所に決めていた“Te Whau Vineyard”に直行!
このワイナリーは紹介済みのNZ大好きブロガーMetalSheepさんのブログを見て、『牡蠣だよカキ!絶対的に牡蠣!に泡か白…。』と決めていました。
〔MetalSheepさんのブログ〕
http://sasuraiwoman.blog8.fc2.com/blog-entry-129.html



《20分くらいで“Te Whau Vineyard”に到着。すげー!ほんと絶景!》



《お店の入り口に居た、やたらと高級そうな猫。ニセモノかと思うくらいいい毛並みでした。》



《お店の窓からはランギトト島やオークランドの街が見えます。》


さてと、メニューを見るまでもなく牡蠣なのですが、実際にはメニューを指さして『ディスワンプリーズ!』って言わなければなりませんから、メニューを開いて“Oyster”と書かれた文字を探します。

っが!しかし!見当たりません!“Oyster”が…。
聞いてみたら季節じゃないって、“Oyster”は…。
そ〜言われればそうですよね、夏ですから…。
岩牡蠣はないのか!NZには…。



《“Oyster”の代わりに頼んだのがコレ!マグロのたたきみたいな感じのでした。NZらしい芸術的な盛り付けです。》



《パンの盛り合わせ。食べきれずTakeawayをお願いしました。》



《NZ産スモークサーモン。》


“Te Whau Vineyard”の評価としては、
 味:★★★☆☆
 ボリューム:★★☆☆☆
 ロケーション:★★★★★+★
 CP:★★★☆☆
という感じでした。



《それにしても素晴らしいロケーションです。》



《“Te Whau Vineyard”のスグ近くに放牧されていたアルパカ。》


MetalSheepさんのブログにの載っていたアルパカがいました。
アルパカっててっきり南アメリカとかのものかと思っていたところ、あとで出会った日本人の方に聞いたところNZにも結構居るんだそうです。



【ワイヘキ島ドライブは最高!】
お腹もいっぱいになったし、行き当たりばったりのドライブに出発です。
Harzで借りたポータブルナビゲーション“NEVER LOST”を持ってきているので、知らない土地でも全く不安はありません。
レンタカー屋の親切な女の子が教えてくれた(ようにワタシは受け取った)島の東側に行って見ることにします。



《気持ちの良いワインディングロードが続きます。》



《豆かな。》



《本日の相棒。くたびれていますがその分リーズナブルな値段。コレでいいんですよね!》


道は途中から舗装が切れてしまいましたが、構わず進むことにしました。
でも考えてみれば、未舗装路をこんなにも長い時間走ったのって、随分と久し振りのことです。


マンオーワー湾という場所にあるビーチの横に、カフェの様な建物があったので、お茶にと立ち寄ってみることにしました。



《カフェかと思ったら“Man O' War Vineyards”テイスティングハウスでした。》



《今回の旅で超役に立ったアイテムが写真の“MiFi”。コレさえあればドコにいてもWi-Fiが使えるんです。ただし予備の電池は必須!》



《ワイン飲んでボートに戻る人。こんな素敵なビーチにアンカーリングして、ワイン飲んで過ごすことができるなんて…。羨ましい限りです。》


“Man O' War Vineyards”を後にし、相変わらずの未舗装路を北上します。




《どこまでも続く未舗装路。周りはぶどう畑が広がっています。》


日本って、可能な限り海岸線沿いに道を作リたいと考えている様に思いますが、外国って結構そうではないんですよね。
まぁ効率からすれば、家もない海岸線にお金を掛けて道を作る意味は薄いわけですが、すぐそこに海があるのにそれが見えないというのは寂しい気もします。
そんなことを思っていたら、目の前にパノラマ的絶景が!



《これまた“絶景”のひとことです。こんな所に桟橋付きの別荘があればイイよねぇ〜。》



《こんな土地ですから、ぶどうもよく育つわけです。》



《ワイヘキ島を一周てフェリーターミナルに戻って来ました。》


レンタカーオフィスは17時で閉まるので、それ以降の返却は車のカギをオフィスのドアのポストに入れておくことになります。
これまたおおらかですね。


ゆっくり・ノンビリ・行き当たりばったりの我々らしいワイヘキ島訪問となりました。
満足です!


オークランドに戻ります】
夕方18時を過ぎ、あらかたの観光客が去った後のフェリーターミナルは物静かな感じです。



《帰りのフェリーが来ました。》



《ヨットのおじさんたちが手を振ってくれた!こういうのイイですよね。心に染みる…。》



《さようならワイヘキ島!またゆっくり来ます。》



《なんか釣れているのかなぁ。いいなぁ〜。釣りしたいなぁ〜。》



《ちょっとクラシカルなスポーツフィッシャーマン。NZってフライブリッジにハードトップつけるのが普通みたい。カッコはイマイチになると思うのですが…。》



《平日だというのにヨットレース!?すごい数です。》



《朝見たのと同じ船かな。船室からたくさんの人が手を振ってくれました。》



【パブで居酒屋的シーフードとワインを堪能】
前回のオークランド訪問の際にはスカイタワー横のホテルに泊り、Cityの中心部を堪能することができました。
ですので、今回は郊外へのアクセスを重視した結果、中心部を避けて今回のホテルを選びました。
そうはいっても一度くらいはという考えから、この日の夜はCityの中心部に足を運んでみることに。



《夜の8時過ぎてもこの明るさ!おしゃれな店が沢山あるCityです。》



《前回の旅行の際に飛び込みで入って良かったお店“Tasca”。ココも良いかと思っていましたが、余りにお客さんが居ないので…。》



《スゴイ賑わいを見せていたベルギービールのパブ“Belgian Beer Cafe”。今晩はここに決定!》
http://www.belgian-beer-cafe.co.nz/


とにかく人がたくさんいるお店ということで、この“Belgian Beer Cafe”を選びました。
(あとで調べてみたら、このお店って世界的なチェーン店なんですね。日本にもあるんだ。)



《シーフードプレートをたのんだら生牡蠣も載っていました!あるじゃん!Oyster。》



《シーフードプレートを頼むと付いてくるムール貝。ビールでもワインでもOK!》


“Belgian Beer Cafe”の評価としては、
 味:★★★☆☆
 ボリューム:★★★★★
 ロケーション:★★★☆☆
 CP:★★★★☆
という感じでした。


NZのレストランのレベルって本当に高くて、飛び込みで入っても失敗したことはありません。
今回も大満足でした!



《帰り道も気になったお店がたくさんありました。》


真夜中にダウンタウンを歩いていても、怖い感じがしないのもオークランドの良いところです。


今日も一日楽しかった!
明日はどこに行こうかなぁ〜。
行き当たりバッタリの旅は続きます。



3日目に続く。

ニュージーランド訪問2012 (2日目/AIR NZ機内〜クライストチャーチ空港トランジット〜オークランド到着)


【今回はスーパーブロガーのまねっこで通します!】

3時間ほど寝られたでしょうか。
日本との4時間の時差の関係で、あっという間に夜が明けてさっそく朝食です。



《まずはフルーツ。シリアルも追加できますが、私はノーサンキューでした。》



《メインは“和風卵粥”控えめな味付けで上品。グッドです!》



《なかなか美味しいクロワッサンもいただきました。》



《妻は“ブリオッシュオースト”なるものを選択。超甘〜!ワタクシには食べられません!》



《コーヒーのマグカップがオシャレでした。ノリタケボーンチャイナが多い様子のAIR NZですが、これはMade In NZでした。》


そうそう!遅くなりましたが、今回の旅で大いに参考にさせていただいたブログを紹介します。
それはNZが大好きで何度も訪問されている、MetalSheepさんの“美味いパブロバはどこにある?”というブログです。

[“美味いパブロバはどこにある?”のURL]http://sasuraiwoman.blog8.fc2.com/


たぶん私の今回のNZ旅行記とMetalSheepさんのブログの両方を見た方は、『一緒にNZに行ったの?』と思われる方もいらっしゃると思います。
そういえるくらい今回の旅では大いに参考にさせていただき、上の写真の機内食選び(朝ごはんのお粥もまさにそれ!)から始まりオークランドCityのホテル(これは偶然)にレストランにマーケット(これも偶然)まで、ハッキリ言って“時間差ストーカー”といってもイイくらいです。
偶然の一致も多いのですが、MetalSheepさんのブログを参考にさせていただいたお陰で、とても充実した旅になったことを感謝しています。


【初めてのトランジット(クライストチャーチ空港)】
NZ90便は最終目的地のオークランドを一旦通り過ぎて南下し、トランジット先のクライストチャーチに向かいます。

往路は曜日をずらせばオークランド直行便もあり、その方が旅の効率としては遥かに有効ではあります。
それでも逢えてクライストチャーチ経由便を選んだのは、地震で多くの人が犠牲となったクライストチャーチの街に向かって、空の上からであっても手を合わせたいという思いからでした。



《NZに入った!》



《夏だというのに南島の高い山には雪が見えます。やっぱ南極が近いってことかな!?》



《10時半すぎにクライストチャーチ空港に到着。》


意外だったのはNZ90便の搭乗者の半分以上が、このクライストチャーチで降りてしまったことです。
後で考えてみれば、観光シーズンですから南島の訪問者が多くて当然ということだとい思います。



《トランジットカードを渡されます。》



《きれいで心地よいクラスとチャーチ空港の出発ロビー。》



《間違えなくガイコクに来たということを自覚できるショーケースの中身。寿司も当然の様にあります。オークランド空港でレンタカー借りていなければ、ワインとサンドイッチで…。残念!》


それにしても理解できないのは、トランジット中にかなりシッカリとした機内清掃をすることです。
どの道オークランド空港到着後も同じことをするのでしょうから、どう考えても二度手間のような気がするのですが…。
まぁ気持ち良いのでイイのですが…。


1時間ほどのトランジットの後、最終目的地のオークランドに向かって再び飛び立ちます。


離陸直後に見ることができたクライストチャーチ市街に向かって、手を合わすことができました。
日本人だけでなく、昨年の地震の全ての犠牲者のご冥福をお祈りさせていただきました。



《めちゃくちゃキレイなクライストチャーチの海。次回は南島にも来なければ…。》



《経由便であるが故のお楽しみのお昼ごはん。このサンドイッチはメチャウマ!ブルーチーズもイケる!あ〜ワイン欲しぃ〜。》



《食器はAIR NZオリジナルのノリタケ。》



【かなりビビった通関手続き】
クライストチャーチから最終目的地のオークランドまでは、1時間ちょっとのフライトです。



《北島に上空に入りました。》



《ついにオークランド空港到着!》


久し振りのオークランド空港で気がついたというか、ショックなことを発見!
それは空港内で配布している無料のガイドブックの日本語版が無くなってしまったことです。
ガイドブックが無くて困るということではなく、それだけ日本人観光客が減っていることの現れであるとすると、これはかなり寂しい事実です。


前回の入国手続きの際に、ザ公務員といった感じの堅い担当官に当たってしまい難儀したのですが、今回は全く持ってスムーズに終了となりました。
でも、この後に思いも寄らないことが…。



《思いのほかスムーズに入国手続きが完了。よかった…。》


入国手続きを済ませ、荷物を受け取り検疫のため受付に行くと『あなた達はアッチね!(もちろん英語でその様なニアンスのことを言ったということ)』と、明らかに空いている検査ラインを示してくれるではないですか。
なんて親切な人だろうと思いつつ満面の笑みで担当者にお礼を言い勧められた場所に並ぶと、そこには日本人で同じ便の前の席に座っていた有名俳優のHの姿が…。
これはきっとVIP用の特急検査レーンに案内されたと思い喜んでおりました。

っが!しかし!それにしては動きが遅いし、前に並んでいたイマドキ風のお姉ちゃんが担当官からイロイロなことを質問され捲くっている様子に、なんだか不安になってきました。
さらに!有名俳優Hは持ち物の中身について何か言われ、しぶしぶスーツケースの中から長方形の箱を取り出し始めました。
それは何とタバコのカートンで、軽ぅ〜く1ダース以上はありそうです。
心の中で「おいおい!それはさすがにマズイだろうH君。」と思った次の瞬間、「ヤバイ!オレのスーツケースの中にあるお土産のインスタントラーメン、全部没収か!?」という考えと共に汗がにじみ始めました。

つまりこのレーンは何らかの理由(たぶん抜き打ちだと思われる)で、特別に厳しい検査を受けることになった人用のものだったのです。
NZという国は島国であることからくる環境保護政策で、入国時の検疫が厳しいのが特徴です。
そういえばカップラーメンが没収されたという話しも聞いたような記憶が…。


イヨイヨ私の番が回ってくるその直前に、パスポートを見せて欲しいとその場にいた係りの人に言われ、引きつった笑顔で応じると、ナゼか『あなたはアッチでOKね!(もちろん英語で)』と普通の検査レーンに戻っても良いと言われ、再び満面の笑みでお礼を言いその場を去りました。
後になって思えば有名俳優Hがその後どうなったか気になるところですが、その時は一刻も早くこの場を立ち去りたいという一念で、後ろを振り返る余裕は微塵もありませんでした。


それにしてもナンでそういうことになったのか、全く心当たりがありません。
でもまぁ無事にカップラーメンも没収されることなく、入国ができてなによりでした。



【レンタカーのRAV4は快適!】
今回もレンタカーはAVISです。
イギリスでもそうでしたが、AVISのレンタカーは新しい物が多くて気持ちいいですし、何よりもナビゲーションの“NEVER LOST”のレンタルをWebで確約することができるのは、なにものにも代え難い重要な要素です。



《今回の相棒はトヨタRAV4。走行距離5000kmの新車でした。やっぱ新しい車は気持ちい!》


NEVER LOSTに目的地のホテルをセットしてCityに向かって出発です。



【ホテルに大満足!】
空港からCityまでは渋滞さえしなければ30分チョットで到着します。



《戻ってきたぜっ!》


今回は旅の前半と後半で2つのホテルに宿泊予定です。
一軒目のホテルはオークランドのフェリーターミナルの比較的近くにあって、郊外に車で出掛けるのに都合の良い場所ということで選んだ“WALDORF STADIUMAPARTMENT HOTEL”です。
その名が示す通り、スタジアムの近くにあるサービスアパートメントで、部屋は広くてキレイで超快適!
しかも!エクスペディアの早期(1ヶ月前)予約のおかげか、100NZドル以下のルームチャージに感激です。



《かなりゴージャスな感じですが、実は超リーズナブルな“WALDORF STADIUMAPARTMENT HOTEL”》



《キッチンとリビングとは別に独立したベットルームがある部屋です。あるに越したことはないエアコンも付いていました。》



《一応、オーシャンビューかな。》



《ホテルのエレベーターは地上階が“1”でしたが、隣接する駐車場は地上階が“G”で、その上が“1”というイギリス系の表記でした。》



【スーパーのお惣菜に幸せを感じる】
夕方に友人宅にお出掛けをしていたら、スッカリ夜が更けてしまいました。
20時になっても明るい夏のNZですので、ついつい時間が経つのを忘れてしまいがちです。

そんなわけで夕飯は近くのスーパーマーケット“Count Down”のお惣菜コーナー(実はワクワク!)で買った物で済ませることにしました。


それにしても海外のスーパーの中を見て回るのは楽しい!
特にお惣菜コーナーは魅惑の空間ですね。
それにNZのスーパーは安ワインも豊富で、ソレもまた魅力的なんですよね。
今回のホテルをキッチン付きのサービスアパートメントにしたのは、ラム肉やシーフードをスーパーで仕入れ調理して食べることが目的です。



《ジャンク感満載のソーセージがいい味!埃っぽいサラダはイマイチだった。》


今回も行き当たりバッタリの旅なので、3日目の予定を考えながらの深夜の夕飯です。
明日も天気もよさそうだし、ワイヘキ島に渡ってMetalSheepさんオススメのワイナリーでランチかなぁ〜。


3日目に続く。

ニュージーランド訪問2012 (1日目/出発前〜成田空港〜AIR NZ機内)

【約2年ぶりのニュージーランド(NZ)訪問】
久しぶりのニュージーランド旅行です。


初回の訪問で冬のNZで人々の温かさや食べ物の美味しさに感激し、『次は絶対に夏に来るぞ!』との誓をたてて帰国した1年8ヶ月前。
今回その思いをやっと実現することができました。



《デボンポートのマウント・ビクトリアにて。(2010年6月撮影)》

私がNZという国のことを好きな理由はいくつかありますが、その中でも以下の3つが大きいところです。
・食べ物とワインが美味しい!(自分に合っている)
・フレンドリーな人々
・その辺に普通にある風景が美しい



《ウェスト・オークランドのレストラン“BEES ONLINE”のランチ。NZの料理って、ほんと盛り付けがカッコイイんですよね。(2010年6月撮影)》


《デボンポートからのシティの夜景。(2010年6月撮影)》


NZの人たちは、自身『私はNZ人だ』という意識をあまり強くは持っていないと聞きます。
その代わり国籍の有無に拘わらずNZに住んでいる人は、『私はKiwiだ』というNZという共同体の住民といった感じの、そんな緩やかな仲間意識を持っています。
そういう感覚は私たち単一民族国家に住む日本人には、ちょっと分かりづらいものではありますが、その空気感が私の様なよそ者にも居心地が良さを感じさせてくれるのかも知れません。


今回の旅でも、人々の優しさに触れ、自然を満喫し、シーフードや注目のNZワインを堪能したいと思っています!



【旅の最大の目的はボートビルダーの取材】
今回の旅の最大の目的は、日本人ボートビルダーの布施弘太郎さんと彼が所属しているボートメーカーの取材です。


私と布施さんは年齢とボートが好きという共通点もあってか、初めて会った瞬間から仲良くなることができ、今では家族も含め旧知の友人の様なお付き合いなっています。
布施弘太郎さんのブログ“ボート職人 弘太郎のニュージーランドライフ”


そんな布施さんはここ数年、日本のメディアに登場する機会が増え、最近でも“グッと!地球便”という番組に出演しているので、ご存知の方もいらっしゃるかも知れません。
グッと!地球便“#169「ニュージーランド/オークランド」 10月23日(日)午前10:25〜”


ちなみに前回のNZ渡航の際にも布施さんを取材させてもらい、その時のレポートもPerfect BOATに掲載されました。
前回取材時のPerfect BOATの記事(ブログ)


今回は布施さんの新しい仕事先である“FORMULA CRUISERS社”のファクトリーを訪問し、50フィートクラスの大型ボートの建造現場を見学する中で、同社の様子や彼の仕事ぶりをPerfect BOATにレポートとして掲載する予定です。
FORMULA CRUISERS社HP



【成田までは楽チンバス移動】
私の住む甲府から成田空港までは直行バスで3時間。
飛行機の重量リミットいっぱいのスーツケースを抱えての移動ですので、直行バスは非常にありがたく快適な移動手段です。(それに帰りの機内でも心配なくワイン飲めるし…。)


成田空港の第2ターミナルのラウンジで出発までの時間をノンビリ過ごす予定でしたが、帰国後に爆発するように仕掛けたつもりの仕事の時限爆弾が、設定ミスをしてしまった様子でこの時点で既に炸裂し捲くり!
主発直前までずっと仕事の電話し続けていました。


《成田空港第2ターミナルの出発カウンター。AIR NZは近々第1ターミナルに移るそうです。》


それにしても持つべきは優秀かつガッツのある部下ですね。
結局、NZ滞在中もくすぶり続けた仕事上の問題を、わたし以上にキチンとした形で処理をしてくれたことには感謝・感激です。


そうこうしているうちに出発時刻は近づき、出国手続きを済ませれば気分はもうすっかりガイコクです。


《なんとなく未来っぽい感じがするサテライトと本館を結ぶシャトル。》


第2ターミナルの本館からシャトルに載ってサテライトに移動です。
このシャトルに乗るとき、なんとなく郷愁感を覚えるのはわたしだけでしょうか。


それにしてもNZに向かうNZ90便に乗る人の数の多さは予想以上です。
さすが観光シーズンということでしょうか。


AIR NZの食事とサービスは一級品】
今回はクライストチャーチ経由の便を選択したため、オークランド直行便に比べると4時間ほど余計に時間は掛かります。
そういう訳でオークランド到着は正午過ぎになりますので、機内食の提供は直行便より1回多いという小さい楽しみもあります。


機内にて離陸前に提供されるウェルカムドリンクの中から、当然のごとくシャンパンを選択。
NZ産のスパークリングと思いきや、ホンモノのシャンパーニュでした。
それを知り、さっそく1杯目をグビリンコと豪快に呑み下し、感じのイイAIR NZのCAさんに『エクスキューズミー!シャンペン プリーズ』とすぐに2杯目をお願いした次第です。


《席に着くなり駆けつけの一杯。さらにもう一杯!》


AIR NZの機体は新型(777-300)に切り替わりつつあって、そうなるとこのプレミアムエコノミーもチョット前の一般的なビジネスクラスに匹敵する仕様になります。


《次回乗る時には新型のシートになって欲しいなぁ。》


しかし残念ながら日本路線はそれが後回しになっていて、今回は既存のシートのままでした。
実は昨年秋にチョコットだけ777-300が日本路線に導入された様子ですが、冬になると利用者の増加という最もらしい理由で747に切り替わり、その後は元の777-200に戻ってしまいました。


《777-300型機で導入されている新型プレミアムエコノミーシート。オールブラックスの皆さんでも余裕という意味ですかね。オークランド国際空港にて。》


私たちと同時期にロンドンに旅行中の友人ゴンちゃんが『普通考えればどうってことない食べ物の機内食に、どうしてあんなにワクワクして期待するんだろ。』といっておりましたが、確かに私もそれはその通りだと思います。
でもワクワクなんですよね、デミソースの味しかしないステーキとか、パサパサの魚のソテーとかっていうものが…。
ゴンちゃんのロンドン研修旅行のブログ



《まずは前菜。既にシャンパーニュは3杯目!》



《最初のワインはNZ産赤ワインの代表格ピノ・ノワール。》



《私が選んだメインは“鶏肉のロースト”。ローストというよりは煮物っぽいが、見た目よりも美味しい!》



《妻は“牛フィレのステーキ”を選択。コチラも悪くない。》


総じて思っていたよりも料理が美味しいと感じました。
料理はビジネスと同じというプレミアムエコノミーにしたかいがあったということでしょうか。


それにしてもAIR NZのワインはGood Choiceです。
写真以外にもシャルドネも何杯か飲みました。
あー大満足!


食べて飲んで酔っ払って朝までぐっすり眠る作戦でしたが、やはりそう計画通りにはいきませんね。
結局、3時間くらいしか眠ることができませんでした。

やっぱ夜間飛行となる行きだけはフルフラットのビジネスにしたいなぁ。
次回はマイレージでアップグレードしようと思います。

でも寝不足でも時差が4時間しかないNZですので、それがきっかけで体内時計が狂うことはありません。
時差がないというのは本当にありがたいことですね。



2日目に続きます。

ニュージーランドに行ってきます!


今日の夕方の便でニュージーランドに行ってきます。
今回もPerfect BOATの取材を兼ねた旅行です。


旅行中はFacebookで写真を随時UPしますのでご覧ください。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.231741766913930.58888.100002343250200&type=3&l=29f19d9574


では、行って参ります。

東京に戻ってきた夢の祭典  − お台場で開催された東京モーターショー −


行って来ました“東京モーターショー”。


今回からお台場での開催となり、気分的にもだいぶ楽に行けるようになりました。
私が前回東京モーターショーに行ったの時は、晴海の国際展示場だったように記憶しています。


前回とは打って変わり、国内だけではなく欧州メーカーも力を入れている今年の東京モーターショーですので、非常に期待して出掛けてきました。
でもしかし、会場入りして早々にヨンドコロナイ事情が発生し、滞在時間2時間で撤収することになろうとは...。


それでもまぁ、お目当てのシトロエンDS5とレンジローバー・イヴォーグ、それと今回がワールドプレミアとなったVWパサート・オールトラックをジックリ見ることができたので、最低限の目的は果たすことができました。



《史上最小のレンジ“イヴォーグ”。確かにコンパクトですが全後席・荷室共に十分以上の広さです。》




アウディ・オールロードのVW番ともいる“パサート・オールトラック”。VWっぽいといえばそれまでですが、内外装共に少しサッパリし過ぎです。ちょびっとでもいいのでプレミアム感が欲しいなぁ。》




《コレを見に行ったんです!ワタクシ。文句ないっす!イイっす!欲しいっす!》


DS5は思っていたよりも筋肉質というか有機的フォルムで、映像で見たいた印象よりもよりもカッコイイと感じました。


ブースで聞いたところ、発売は2012年夏ころ(プレスリリースには2012後半と記載)の予定で、その場合は価格を含めた発表がGW頃ではないかとのことでした。


やっと本物に出会えたDS5。
想いは深くなるばかりです。



それからイヴォーグも良かったですよ!
さすがレンジの名を冠しただけのことはあって、内装の質感はとても高品位です。
あれが¥500万以下だというのであれば、かなりお値打ちだと思います。
(と思ったら、素のモデルはナビもキセノンもオプションだそうです。なんだかねぇ〜。)
レンジだけにリセールバリューも悪くはないでしょうしね。



ところでシトロエンから送られてきたメルマガ見たら、シトロエンのHP内にあるモーターショーのビデオのDS5の場面に私が写ってることに気がつきました。(27秒前後に助手席のドアの所にいます)
【シトロエンのモーターショーレポートのページ】
http://youtu.be/ynewj50Us3Y


コレはやはりDS5と私が強い絆で結ばれている証拠ではないかと...。
来夏発売です!

初冬のお台場は熱い!  ― 30年ぶりの東京モーターショー ―

久し振りに東京モーターショーに行ってきます。
中学生の頃、ポルシェ959を見に行って以来ですから30年振りくらいです。



《開催初日(プレスデイ)に行ってきます。今年からはビックサイトでの開催ということでアクセスが楽チン!》


それにしても今年の東京モーターショーに対する欧州メーカーの力の入れ度合いはかなりのモノです。
ワールドプレミアも多数あり、ヨーロッパ車好きには非常に魅力的なモーターショーになることは間違えありません!


なんてことを考えているうちに発表されてしまいました“VW Passat Alltrack”



《あまりに地味すぎな新しいパサートも、これならイイかも!4WDだし、値段次第で考えちゃうかも...。》


これが¥450万前後で発売となったら、お買い得だよなぁ。
これも東京モーターショーでワールドプレミアだそうです。



《次期愛車の本命でジャパンプレミアとなる“シトロエンDS5”。半年以上待ち焦がれてやっと現物を目にすることができます。》


DS5にイヴィーグに新しい3シリーズにVW Passat Alltrackと、見どころ満載の東京モーターショー
今からワクワクで今夜は眠れないかも知れません!

プレスといいつつ完全に消費者目線で行ってきます。

高性能化が必ずしも幸せとは限らないフランス車  − プジョー508SWに乗って思うフランス車の憂鬱 −

 
私はリュック・ベッソンの“TAXI”という映画が好きです。
現実の世界ではドイツ車や日本車に対して性能で劣る自国の車(プジョー406)を持って、『でも俺たちは負けねぇー!』というフランス人的なヤセ我慢というか虚勢を張っている感じは、フランス人のリュック・ベッソンの控えめな自虐的ユーモアを感じることができます。


しかし今回“プジョー508SW”に乗って、“TAXI”のストリーの前提条件である『フランス車<ドイツ車』という性能面での公式が崩れている事を実感しました。



《試乗した“プジョー508SWグリフ”。日本ではフルサイズのワゴンという大きさになりますかね。個人的にはMAXな大きさです。》


エンジンはお馴染みのBMWの血が入った1.6Lツインスクロールターボのアレです。
ATもアイシンのトルコン6段で全く突っ込みどころがないものです。
つまり、前に紹介した“シトロエンC5”と全く同じパワートレーンで、2012年夏に導入が予定されている“シトロエンDS5”にもこれと同じモノが載ってくるというウワサです。


短時間の試乗でしたが、乗り心地は高級車らしいもので、シットリ&シッカリ感を強く感じることができます。
508という車をひと言で表現すれば、“質実剛健”というライバルであるドイツ車を表する際の常套句が最も適当でしょう。
そういうわけで正直なところ、良くも悪くもこの“プジョー508SW”から、フランシス車特有の個性を感じることはできなかったのも事実です。
比較対象として適当かは分かりませんが、車としてはVWパサート・バリアントなどといい勝負ではないかと思います。



《オトナな感じのプジョー508SWグリフの内装。車の値段からすればプラスチックの質感はもう少し頑張って欲しい感じです。》


プジョーというブランドはけして高級を狙ったものではないし、実際この508の値段もシトロエンのC5などに比べると割安感を感じられる設定になっています。
私は皮シートがニガテなので、今回乗った高級仕様のグリフではなく素の方のモデルでOKですので¥400万を切る値段となり、さらにリーズナブルであると感じることができます。
しかし、類似するサイズとパワートレーンを持つVWパサートと比べると、高いといわざるを得ません。
単純なものではないと思いますが、これだけユーロが安くなっていてそれが当分続きそうな状况なのですから、その事実を実感として反映させていただきたいものです。


ピニン・ファリーナと決別して以降のプジョーのモデルに、購買意欲を感じなくなっている人は少なくないと思います。
『オマエまだそんな事を言っているのか!』と言われても、私はあの頃のプジョーのデザインは乗用車として秀逸であったと思っています。
まぁ『昔は良かった...。』という類の話ですし、その後プジョーのビジネスは広がったのでしょうから、経営的には正しい選択であったということでしょう。


でも、やはり古いプジョー好きとしては、ナニかが欲しいんですよね。
フランス車なんですから、リュック・ベッソン的ヤセ我慢でもいいので、とにかく他とはひと味違うナニかが欲しいんです。
ちょっと優等生なんだよなぁ〜、今のプジョーは...。