ある意味、静岡市鷹匠の頂上決戦    −静岡市鷹匠の“タカジョウキッチン アリヨシ”


【“レストランバー有吉”は“タカジョウキッチン アリヨシ”へ】
静岡市鷹匠にあるレストラン“有吉”が、北街道沿いから同じ鷹匠内の別の場所(秀英予備校のウラ)に移転し、新たに“タカジョウキッチン アリヨシ”としてオープンしました。


ナント!その場所は鷹匠いや静岡市No1のイタリアンのお店“トラットリア イル・パラディーノ”と同じ建物の2階です。

いやはや、さながら鷹匠の洋系のお店の頂上決戦の様相です。
イル・パラディーノの前を素通りして違う店に入るなんて、今までの私の常識では考えられないことです!


ただしこの2つの店の料理の系統はかなり違っていますので、そういう意味ではバッティングするものではありません。
独断と偏見で言えば、『ワインなら“イル・パラディーノ”、ビールなら“アリヨシ”』という感じです。

ちなみに今回の新装開店を期にギネスも飲めるようになった“アリヨシ”です。(個人的には超うれしい!)



《生まれ変わった“タカジョウキッチン アリヨシ”。“サンタフェ”をモチーフとしたというお店の内外装はなかなかのセンスだと思います。》



《店自慢のイス。座り心地の良いのは歓迎ですが、こんなにいいと客の回転率に影響しないか心配です。》


わたしが始めて“レストランバー有吉”を訪れたのは、もうかれこれ20年近く前のこと。
現在の前の前の店舗で、それは150号線沿いの海に面した場所にありました。


大げさな話ではなく若干傾いている感じの古いテナントの3階にあった“初代 有吉”は、ありがちな表現ではありますが“大人の隠家”的雰囲気を持っていました。
サーファーのオーナーシェフの嗜好は、お店の場所だけではなく内装にもとてもいい感じに反映されていて、まだ20歳代前半であったわたしは『いつかこのお店に似合う様なおとなになりたい…。』と思ったものです。



《カウンターの端にはPerfectBOATがさり気なく置かれています。左の号には私も写真とレポートを掲載させていただいております。》


4月に今の店舗に移転して以降、なかなか足を運べずにいましたが、今回やっとランチに訪問することができました。



【“タカジョウキッチン アリヨシ)”の限定ランチは即完売!】
休日に限定6食のランチをご希望の方は、開店と同時に入店しメニューを見る前にソレを注文する必要があります。
この日は開店後3分くらいで完売となりました。



《限定6食の¥980ランチ。写真の他にスープとコーヒーがつきます。この内容と味でこの値段はインパクトあります。》


赤ワインで煮た牛肉の柔らかさと美味しさはモンクのつけようがありません。
下敷きのキャベツの千切りがソースを吸って旨い!


《パスタランチ(¥1,260)は大盛(追加料金あり)でお願いしました。前菜とパンは限定ランチと同じで、こちらもスープとコーヒーが付きます。》


鴨肉のパスタですが、ソースの味が変わっているというか、口に入れて少ししてから伝わって来る甘みが特徴的です。
なんだろうこの甘さのもとは…。
不思議な感じです。



今までのお店では限定的にしかランチ営業を行ってはいませんでしたが、新しい店舗では定休日の月曜以外、毎日ランチ営業を行うそうです。



《店の入り口の看板もグッドセンス!》


まだ“タカジョウキッチン アリヨシ”に足を運ばれたことのない方は、まずは気軽にランチに行かれてみてはいかがでしょうか?





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